スティーヴ・ミラー・バンド/セイラー 2
このアルバムは地元サンフランシスコのフラワー・ムーヴメントに対するミラーのシニカルな視点から生まれたものだ。
自分たちを"船乗り"に警えたコンセプトは4年後にジョンズがプロデュースするイーグルスの『ならず者』にも酷似している音楽的にはミラー・バンドならではのコズミック・ブルースが中心になっているが、奇妙なサウンド・エフェクトを多用しながらもブルースをベースにしたスタイルを崩さないところはさすがに元ブルース・バンド。
彼らが商業的成功を収めるのは74年の『ジョーカー』以降のことだが、スキャッグスはこのアルバムを最後にバンドを離れた。